好きなことして生きてみる | 新婚だけど脱サラして夫婦で世界一周二人旅

24歳女会社員のブログです。2017年3月に退職し、4月に旦那さんと二人で世界一周の旅に出る予定です。

"好きなことして生きてみる"
24歳女のブログ。2017年3月に仕事を退社し、2017年5月から世界一周の旅に出ます!

学生時代に東南アジアの国マレーシアに短期留学したら中東とイスラムに魅了されてしまった話

私はちょうど2年ほど前の大学4年生の頃に、マレーシアで短期留学をした経験があります。とても魅力的な国で刺激的な経験ができたので、少しだけ紹介したいと思います。

 

 

そもそもなぜ短期留学に行ったのか?

大学の間にいつか留学に行きたい!と大学2年の頃から思っていたのですが、休学をして留学に行ったり、卒業してそのまま海外に大学院に進むなどのお金や勇気もないままに大学4年を迎えてしまいました。

就職も決まってしまっていたのもあり、行くならもう卒業までに残された期間で短期で行くしかない!と思いたった結果、なけなしのバイト代を貯め、大学4年の2月〜3月までの1ヶ月間、留学に行くことになりました。

 

今思えば、もう少し早い時期から夏休みや冬休みを使って旅行に行ったり短期で留学に行ったり、休学をして留学に行くという手もあったかな〜と思いますが、

休学をしなかったおかげで24歳ですでに社会人2年間の経験と、それにより貯めることのできた資金で25歳で世界一周の旅に行くことができるので、それはそれで良かったかなぁと思います。

 

なぜ留学先をマレーシアにしたのか?

マレーシアを留学先に選ぶって、結構マイナーだと思うんですよね。実際私の周りで留学経験のある友達でも、留学でマレーシアに行ったことがある子はいませんでした。

 

しかし私も元々マレーシアがいい!と思ってマレーシアにした、という訳ではなく、最初は費用が安くてマンツーマン授業を受けられるフィリピンのスパルタ式の学校に行きたい!と思っていました。(1日15時間くらい勉強するスパルタ式の学校がフィリピンには多くあります。)

ですがなぜダメだったかというと、「父の反対」にあったからです。

 

父はアジア圏を飛び回って仕事をしている人なのですが、「フィリピンは仕事先の誰に聞いても、治安が良くないからやめときなさいと言われる。そんなところはやめなさい」と猛反対にあいました。(実際そんなことはないと思います)

私としては、田舎の方に行けば治安もとてもいいと聞いているし、周りにも行っている友達がたくさんいて話を聞いている限り全く問題ないと言ったのですが、結局説得できず。。。

結局、差分の金額は出すから安全な国に行ってくれと言われて目的地を変えざるをえませんでした。

 

その後当時から付き合っていた旦那さんに行き先を相談していた結果、「1ヶ月で上げることのできる英語力には限りがあるので、今回は英語力を上げるという目的ではなく、日本以外の国の文化や習慣を知ることに重きを置こう」という話になり、「治安が良く」「比較的安価」「文化の違いを学べるところ」という3つの観点で検討した結果、物価は安いが治安も良く、イスラム国家・多国籍国家であるマレーシアに行くことに決めました。

 

実際に行ってみてどうだったか?

実際に行ってみて思ったことは、本当にマレーシアにしてよかったということでした。普段日本で生活をする中では絶対に感じることのできない刺激をたくさん受けることができました。

 

1番の刺激、勉強になったことは宗教についてでした。

 

マレーシアはイスラム国家なので、語学学校に来ている生徒は主にイスラム圏の人たちが多いのですが、彼らはとても陽気でおしゃべりです。ちなみに英語は喋るのは上手ですが、書くのは苦手な子が多いです。

 

イスラム圏だと、シリア、パレスチナ、イエメン、サウジアラビアカザフスタンリビア等の国籍の人たちがおり、割合で行くと7割位を占めていました。

その他は日本人が2割ほどいて、残りは韓国、タイなどの人達という感じ。

 

 

学校でたくさんのムスリムの友達ができてことにより、イスラム教はもちろん、「宗教」という事について興味を持ち、いかに自分が宗教に対して偏見を持っていたか、どんなに無知であるか、考えさせられることになりました。

 

また印象的だったのは、仲良くなった友達に出身地などや生まれの背景に聞いた際に、「僕の出身地は今紛争が起こっていて住めないんだ。僕の家族も紛争から逃れる為に今は別の国に住んでいるよ。僕は故郷にはずっと帰れていないんだ」という答えが返ってきたこと。それも1人ではなく、そんな子達が大勢いたのです。

 

中東に住む子達にとっては、日本でいる私にとっては当たり前な「平和」「安全」が、当たり前ではないということ。私より5歳以上も若い子が、悲しい過去を乗り越え、家族を助ける為に英語を勉強しに来ていること。そんな事実を知り、自分が平和ボケしている事に気付いた私は、「世界が今どんな状況にあるのか?」「何が理由・原因で紛争・戦争が起こっているのか?」を、初めて自ら「知りたい」と思ったのでした。

 

同じイスラム教であるといえど、その程度・強弱によっては全くもって価値観が異なります。実際に接する友達達でも、その違いは歴然でした。

 

例えば厳格なサウジアラビア人の子と、比較的程度の弱いカザフスタン人とでは、服装、価値観、食事まで全く持って異なっていました。

 

サウジアラビアの女性は、人前では髪や肌を隠す”ヒジャブ”を常に身にまとわなければならない一方、カザフスタン人はどんな格好をする事も可能です。また、サウジアラビア人は1日に5回、メッカに向かって礼拝を行いますが(通っていた語学学校にも「pray room」がありました。※途中まで「play room」だと思い、託児所かなーと思っていたのは秘密の話…)、私の友達のカザフスタン人は全員、礼拝はしないし、モスクにもいかないと言っていました。それに、お酒もカザフスタン人はみんな飲みます。サウジの子らは飲みません。

 

 

 

私が知った「イスラム教」という宗教は想像と全く違っていた

 

その他にも、例えば”ラマダン”に対する考え方や、女性の権利が制限されている事についても、実際に彼らに聞いてみると、自分の思っていた考えとは全く違う事にも気づかされました。

  

まず、ラマダン。

ラマダンとは、イスラム暦(一年が三百五十四日の太陰暦による)の九月に当たる断食を行う時期・月のことを指し、その期間は健康な人は日の出から日没までの間水を含む飲食を絶つ決まりがあります。

 

私は、ラマダンとは、信者といえど皆断食をしている間は苦しく、「ラマダンの時期が早く終わることを願っている」と思っていたのですが、実際はそれがでした。

 

サウジアラビア人などの厳格な信者たちは、むしろラマダンの季節が来ることを毎年心待ちにしており、終わりが来るころになると、終わるのが嫌で泣き出してしまう人たちもたくさんいる。とのことでした。笑

 

私は「え。。泣くほど嫌なんて一体どうして!?お腹が空くし喉も渇くし辛いでしょう!?」と思い友人に聞いたところ、

 

ラマダンの時期は、みんなで決められた時間の間空腹や喉の渇きを我慢したり、日没と同時に一斉にみんなで食事を取り出したりする事によって、信者たちの間に不思議な一体感を生むとのこと。

また、ラマダンの間は貧しい人たちに食事を振る舞ったりすることが盛んになったり、カーストに関わらず食事を一緒に取ったりと、信者全体で慈悲の精神が高まるそうです。

 

サウジアラビア人のムスリムの友達も、「ラマダンの間は感覚が研ぎ澄まされる心地よさや、食事が取れることの有り難さを身を以て感じることのできるとても重要なイベントなんだよ。ラマダンが明けた後はお祭りのようにみんなで食事を食べるよ」と言っていました。

 

信者達にとっては、大切なイベントなのですね。 

 

 

次に、女性の権利が制限されている事について。

 

サウジアラビアでは、女性が一人で買い物に行けなかったり、女性が運転をすることが世界で唯一禁じられている国でもあります。また一夫多妻制であり、4人まで妻を持つことが可能です。

 

私はそれを友人に「サウジアラビアは女性の権利を侵害してる!女性がかわいそう!女性軽視だよ!」と抗議をしたところ、

 

友人からは「ちょっと待ってくれ!君は誤解しているよ!サウジアラビアは女性をとても大切にする国なんだ!」となんとも予想外の回答をされ、驚きました。

 

なんでも、女性を一人で買い物に行かせたり、女性を運転させたりすることは、女性を危険な目に遭わせない為に考えられている法律であり、守らないとその女性の配偶者である男性が罰せられる、とのこと。

 

また、一夫多妻制も、男性に取ってだけ必ずしも良いという制度ではなく、例えば旦那さんを亡くした未亡人の女性を養う為に、2人目の妻としてその女性を迎えるなど、自分を満足させる為というよりはむしろ何か事情があって複数の妻を迎えている人も多いそうです。

また、妻を複数抱える男性は、すべての妻に平等に接しないと国から罰せられるそうで、例えば、結婚する際の日本でいう結納的なものや結婚式などのお金のかけ方も平等でないといけないそうです。(サウジアラビアでは新郎側が新婦側への奉納の1つとして山羊をあげると言っていて、そこにも文化の違いを感じました)また、夜に一緒に過ごす人も偏ってはいけない決まりがあったり、1人に何かプレゼントをする場合は必ずもう1人にもプレゼントをしないといけなかったり、男性が「君を1番愛しているよ」などち発言する事もNGなど、かなり厳格に決まりがあるそうで、男性も大変なんだそう。

 

だからこそ一夫多妻制はお金持ちの男性しかできないので、平均的な収入の男性は妻が一人しかいないことも全然普通なのだとか。

 

また、そのように「女性が守られている」社会なので、女性は権利が制限され弱い立場にいる、というよりはむしろ、当然のように権利を受け、平等に扱われることを主張する強い女性が多いそう。(スーパーなんかでも、女性が列に堂々と割り込みしても誰も何も言わないんだって・・・)

 

ラマダンへの価値観や、一夫多妻制の実情などを知り、今まで憶測や自分の価値観だけで「ラマダンという苦行」「一夫多妻制は悪」「女性を軽視しているサウジアラビア」と決めつけていたことを恥ずかしく思ったとともに、

イスラム教」という宗教とサウジアラビアという国は、はたから見れば偏っていると見えがちな価値観だけれど(婚前交渉をした女性が公開で打ち首処刑など、過激な面が沢山あります)、その国にとっての「正義」をもとに出来上がった法律と価値観なのだと分かりました。そして、すごくサウジアラビアが好きになり、死ぬまでに1回サウジアラビアに行ってみたい!と思うほど中東に魅了されてしまいました。(今の所観光でサウジアラビアに行く事は難しいようで、とても残念です)

 

 

まとめ

マレーシアに短期留学に行ったことにより、たくさんのことを勉強し、普段日本では

知ることが出来ないことを知ることができました。

 

またその頃ちょうど日本人ジャーナリストの後藤謙次さんが「イスラム国」を名乗る集団により殺害されたというとても有名な事件があった頃で、行く前は漠然と

イスラム教」=「過激な宗教」

イスラム信者」=「怖い」

と本気で思っていた私にとって、マレーシアでのムスリムたちとの出会いは、私の中の「宗教観」に大きく影響を与えた出来事であり、「宗教」「イスラム教」に対して興味を持つきっかけを与えてくれました。

 

 

マレーシアの短期留学、とってもオススメです。

 

今度マレーシアについて書くときは留学先での過ごし方や、食、学校のこと、留学の金額などについて書きたいと思います!

 

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*本日も最後まで読んでいただきありがとうございました*

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