好きなことして生きてみる

石川県出身24歳のブログです。2017年5月から世界一周の旅に出ています!

"好きなことして生きてみる"
24歳女のブログ。2017年3月に仕事を退社し、2017年5月から世界一周の旅に出ます!

モロッコ最終日&スペイン1日目:シャウエンからスペインへフェリーで移動!意外なバスの乗客者

 

ロッコ8日目。

ロッコのシャウエンで朝を迎えた私たち。
今日はシャウエンからバスとフェリーを乗り継いでスペインに向かう。

 

シャウエンに来た時に降りたバスターミナルへ朝タクシーで向かう。
タクシー乗り場でキンさんよしえちゃんと待ち合わせ。

4人なので1台のタクシーに乗ろうとしたら、ダメだと言われた。
ロッコでは1台のタクシーには3人までしか乗れない決まり?
しぶしぶ2台のタクシーでバスターミナルへ向かう。
料金は15DH(約165円)だった。

バスターミナルで程なく待つと、セウタ行きのバスが到着した
荷物台はチケットと別料金のため、10DH(約110円)を払って、荷物を預ける。

 

バスの側部にある荷物入れのところに行った際、すごく近くから、


「メ”ェー!メ”ェー!」


という聞いたことのある動物の鳴き声が聞こえていた。

 

鳴き声がする方に目を向けると、


その聞いたことのある鳴き声の動物、


そう、が、人の荷物を積み込むバスの下部分の荷台に、乗せられていたのだった。

これからどこかに売り飛ばされるであろう羊。
こんなところに入れられて、不憫でならなかった。

しかし、羊がバスに乗って(しかも荷台に乗って)長距離移動すること、なんのケースにも入れられずにそのまま荷台に積み込まれていること、モロッコ人は誰もそれを珍しがっていないこと等、全てが日本ではありえないことだけど、それがモロッコ人の普通の価値観なのだ。

 

その後バスに乗車して山道を2時間半ほど走る。
窓も開かずクーラーもあまり効いていないので、蒸し暑い。
その間も時折羊の鳴き声が下から響いて聞こえていた。

 

程なくしてアフリカ大陸のスペイン領・セウタとの国境に到着した。

羊も一緒に降ろされる。足に縄がくくりつけられていて、飼い主らしき人にに引っ張られていった。
羊はバス移動によるストレスのせいだろうか、まっすぐ歩けていなくてプルプルしている状態で縄で引っ張られていて、不憫でならなかった。

 

羊とは別れ(?)まずスペインの国境までバスターミナルからタクシーで向かう。

ついたところにはタクシーらしき車はなかったが、古い6人乗りほどのバンの運転手に聞いてみると、「乗せて行ってやるぜ」とのこと。
なかなかの古いバンで、走行中も扉が閉まらない。

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国境近くはとてつもない渋滞。車でも国境は抜けられるようなのだが、降りて歩きで越えることに。歩きで行くというと、運転手は方向を変え道を逆走しだした。なぜ逆走しているかは良くわからなかったが、結果車で入れる1番近いところまで連れてきて降ろしてくれた。値段は50DH(約550円)交渉すればもっと値切れたかもしれないが、4人だし十分安い。

降りて、陸路で国境を越える。
キンさんの持っているモロッコディルハムが少しだけ余っていたので、国境の近くにあったオレンジジュースの屋台で、最後のモロッコを堪能した。

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そしてイミグレーションの中へ。列は長かったが、日本のパスポートのせいか、観光客だからなのか、長蛇の列を飛び越えて、すぐ中へ入れてもらえた。
パスポートの提示と、入国審査の書類の記入と提出、荷物検査などがあるが、全て合わせて30分くらいで概ね終了した。

陸路で国境越えだー!と喜びウキウキしていたら、ウッカリスペインの入国スタンプをもらい忘れてイミグレーションから出そうになった。スタンプを押してもらう場所がこじんまりとしていて、完全に通り過ぎていた。
キンさんが気づかなかったら、スタンプを押してもらいそびれるところだった。危ない危ない。

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国境から出てすぐ歩くと、胡散臭いおじさん達が両替商をしていた。
ロッコDHをユーロに交換してくれるみたいだが、最初はだいぶふっかけた値段を言ってきた。安すぎるだろ!と言ったら、もう少し多めの額を渡してきた。あわよくば騙そうという気が満々だ。
国境をバックに写真を撮ろうとすると、「俺がうつるからダメだ」と言われたので、恐らく怪しい両替商なのだろう。

国境を越えてから少し歩き、またタクシーに乗りフェリー乗り場へ。タクシーは流しのタクシーを拾ったが、特に問題はなかった。
それどころか、タクシーが清潔であることと、メーターを入れてくれることに、モロッコとの違いを感じ、スペインに入った事を実感する。
タクシー代は5.3ユーロ(約660円)ほど。日本とそう変わらない。

フェリー乗り場へ着くと、入り口でおじさんがチケットを買うところを案内してくれた。
フェリー代は1人35ユーロ。(約4375円)案内してくれたおじさんがとても親切に案内をしてくれたので、どうせチップを要求するのだろうと身構えていたのだが、チップを要求されることはなかった。
ここでもモロッコとスペインの違いを感じる。
というか、モロッコにいる間に、人の親切を疑う癖がついてしまったようで、少し反省した。
フェリーは1時間半に1本ほど運行しているようだった。私たちが到着したのは16時頃だったので17時半のフェリーに乗ることに。

フェリーに乗ると、思っていたよりも広い大きな船で驚いた。
中にはカフェもあり、座席もかなり多く広々と使える。
すごく空いていて、ゆったり座ることができた。

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1時間半程で到着。爆睡していたので一瞬だった。
ついた土地はスペインのアルヘシラス。ヨーロッパ大陸の端の部分だ。

もう夕方なので、今日はアルヘシラスで1泊する。

宿は安いところがあまりなく、できるだけ安宿を探して泊まった。
1泊32ユーロ。部屋にWifiが届かない宿だった。

チェックインして、二人と合流し、一緒にご飯を食べる。
スペインについたということで、バルでスペイン料理とワインを楽しむ。
塩気と脂身のないモロッコ料理に飽き飽きしていた私たちは、スペイン料理の美味しさにテンションが上がりまくった。

スペインに入ってから、私たちは当初の予定ではミハスに行き、その後ミハス近くのマラガ空港からバルセルナに向かう予定だった。
だけどキンさんよしえちゃんがレンタカーを借りていて、それに一緒に乗っていってもいいよと言ってくれたので、お言葉に甘えることにした。

キンさんよしえちゃん達の予定は、明日コルドバという街に1泊して、その次の日にミハスという街に向かうとのことだったので、同じとこに一緒に連れて行ってもらうことになった。

残り3日くらいは一緒に旅ができるとわかり、嬉しくなったことと、
スペインの美味しいワインとおつまみがお酒を進めさせ、
気づいた頃には4人共かなり酔っぱらっていた。

ハイテンションで帰路につき、泥のように眠った。
スペインによるハイテンションモードは次の日も続くのであった・・・

続く。

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