好きなことして生きてみる

石川県出身24歳のブログです。2017年5月から世界一周の旅に出ています!

"好きなことして生きてみる"
24歳女のブログ。2017年3月に仕事を退社し、2017年5月から世界一周の旅に出ます!

モロッコ4日目:サハラ砂漠ツアーその2。ベルベル人の村の観光&サハラ砂漠で宿泊

サハラ砂漠ツアー2日目。

昨日の夜はホテルはあまり良くなかったものの、温かいシャワーは出たのでぐっすり眠れた。サハラに向かうため、朝7時に起床。

またまたパンだらけのビュッフェ朝食を取り、すぐに出発。

2-3時間ほど車を走らせると、ベルベルの伝統的な衣装を着込んだガイドが途中で乗ってきた。「Hi guys,everyone speak Belbel?(こんにちは〜皆さんベルベル語話せます?)」
とジョークを一言。

その後ガイドを乗せた車はベルベル人の村に停車して、ガイドが村の生活の様子を案内してくれる。

何百年も前から発展せずに昔のままのスタイルを残したその村では、川で洗濯をしていたり、手作業で畑仕事をしている様子を見ることができる。

村の中を案内してもらう中で、1つの家に招き入れられ、無料でミントティーを飲ませてもらえるところがある。それは「押しが弱い」モロッコ絨毯の売り込みで有名な場所で、実際に絨毯をどんな風に作っているかを説明されながら、絨毯の売り込みをされる。

ミントティーを入れるおっちゃん

ターバンを巻いたおじちゃんが、一生懸命説明する。

「これはラクダの毛で、これは羊の毛。この色はターメリックで染めていて、これはヘナ・・・」

一生懸命20枚以上の絨毯を広げる。

私たちのグループは、値段に興味を示す人もいたが、結局誰も買っていなかったので、ただでミントティーを飲ませてもらうだけになってしまい、ちょっと申し訳なかった。
おじちゃんは心なしか悲しそうだった。

その後昼食。またまた割高なレストランへ案内される。

 

こいつら観光客だと思ってぼったくってるな。。と思うが、私たちに選択肢はない。

初めてカリヤチキンと言う料理を食べる。熱々の野菜とチキンが美味しい。
これまでのモロッコご飯で1番美味しいかも!と2人で言っていた。
が、これで100DH(約1100円)モロッコの物価からすると高すぎる。。

こからまた車を走らせて、17時頃メルズーガに到着。私たち一行は時間に遅れているようで、急かされながらすぐに砂漠ツアーが開始。

それにしても今回のツアーは何においても説明が無く、これがモロッカンスタイルかとしみじみ思う。この場所はどこか、今から何をするか等を全く教えてくれないので、これからサハラに1晩泊まるというのに、それが分からず、洗顔用具一式を車に置いてきてしまったほどだった。

砂漠ツアーでは、一人一匹ラクダに乗り、1時間ほどサハラ砂漠を歩く。

最初に乗る際は少し怖かったけど、ラクダはおとなしくてお利口さん。歩きながらウ○チをするし、鳴き声も恐竜みたいだが、顔はまつ毛が長くてとっても可愛い。

Hiroは背が高い男性のせいか、狂暴なラクダをあてがわれていた。

「そのラクダはカバンを背中にかけられるのが嫌いだから背中に荷物を背負え」
「絶対に背中にしょってる荷物を取ろうとするな」などと念押しされる。笑

雄大サハラ砂漠をゆっくりと歩く。だんだんと街並みが消えていって、全面を砂漠に囲まれるようになる。日はどんどん沈み始め、暗い砂漠は少し萎縮するような怖さを感じさせる。ラクダの乗り心地はあまりよくなくて、30分もすると股関節辺りが痛くなってきた。

一時間ほどのラクダライドの末、簡易宿泊場に到着。すっかり日が暮れていた。

サハラ砂漠のど真ん中にある、テントを何個も寄せ集めたような宿泊所。
明かりがないのでとにかく暗い。
ガイドが夕食の準備をするとのことで、一時間ほど他のツアー客たちと歓談タイム。

電気の代わりに、ろうそくの明かりで過ごす。
青空のもと、ちゃぶ台のような机と、クッションが何個も置かれていた。

ロッコで一人旅をしているモロッコ人のモハメドと仲良くなった。
25歳の青年。カサブランカにあるトヨタフォークリフトをメンテする仕事をしているらしい。

一人で2週間、モロッコ国内を旅してる。宿泊はテント、移動はバスかヒッチハイクか徒歩。なかなかチャレンジングな青年。片言の英語で自分がモロッコ国内を旅している写真を50枚くらい見せてくれた。

満天の星空の下(外)ツアー参加者みんなで夜ご飯のタジンを食べる。

見た目はあまり良くなかったが、今までで一番美味しいタジンだった。

夜中、ガイドたちによるちょっとしたベルベル音楽の演奏があった。

寝床は、広めのテントの中に、マットレスと枕が置いてあり、毛布がたくさん置かれている。

この寝床が想像以上にハードだった。
この毛布、ちょっとというかかなり砂っぽい。めくれば砂がこぼれ落ちてくる。
マットレスも枕も、絶対しばらくは洗ってないだろうという感じが漂っていた。
汚いところでも割と大丈夫な方の私だけど、それでも根性がいる寝床だった。

ちなみに砂漠の中なので、Wifiなんぞあるわけないし、電気もなければ、水道も無い。
明かりはキャンドルもしくは携帯のライトだし、
トイレと洗面も茶色い水が溜めてあるタンクに簡易的な洗面台が付いているようなものだった。 

トイレ入り口

 

トイレの洗面台

トイレ内

顔を洗う気にもなれないけど、持ってきていたミネラルウォーターを使い、歯磨きだけをして就寝。どうせ洗面道具も忘れてきたしね。

ちょっと過酷だけど、こんな体験滅多にできないねーと2人で話しながら、
砂だらけの布団の中で眠りについた。

以外とぐっすり寝れた。夜中のテントに侵入者がくるまでは・・・

続く

 
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