好きなことして生きてみる

石川県出身24歳のブログです。2017年5月から世界一周の旅に出ています!

"好きなことして生きてみる"
24歳女のブログ。2017年3月に仕事を退社し、2017年5月から世界一周の旅に出ます!

世界一周初日。モロッコで洗礼を受けた日、

ともみさんとジヤド君に見送られ、出発したロンドン、ガトウィック空港。

いよいよ旅の始まり!

 

そこからモロッコマラケシュ空港に移動。フライト時間は約3時間半。
空港出口で宿泊するリヤドのピックアップサービスと合流した。

もともと予約していたRiad Amanouzという宿に到着。
ピックアップサービスを頼んでいて正解。
自力でたどり着くのは相当難しかったような場所な上に、どのリヤドのエントランスも名前が目立たない。

ロッコのリヤドとは、簡単に言えば中庭付のホステルのようなもの。

チェックイン後に徒歩10分ほどのフナ広場に出掛けた。
夜9時過ぎだったので、向かうまでの道のりのお店はほとんど営業が終了していたが、フナ広場はまだまだ人が溢れていた。

ロッコは旅人にとって、3大ウザい国と言われているらしいのだけど、
(その他はインド、エジプト)
このフナ広場、特にウザいスポットとして有名。
日本語のギャグやボディタッチで強烈に客引きしてくる。
「こんにちは〜」「はじめまして〜」

くるりんぱ〜」「そんなの関係ねぇ〜」

「アシダマナ〜」

芦田愛菜・・・

あの手この手で話しかけてくるので面白いが、いちいちかまっている暇もないので適当にかわす。

しばらく行くとエスカルゴの屋台があった。

ロッコエスカルゴが安く食べられると有名なところ。

エスカルゴの屋台だけでも沢山あるので、その中でも人が沢山入っているお店を選ぶ。


大鍋に入っているエスカルゴを、お茶碗に持ってすぐ出してくれる。座るとすぐサイズと個数を聞かれ、大を2つ頼むとすぐ出てきた。エスカルゴは、想像していたものよりも小さく、よく日本でも見るカタツムリに近い大きさ。爪楊枝を使って中を出して食べる。少し見た目はグロイが、食べることにそれほど抵抗は無かった。でも正直それほど美味しくはない。味が貝に近いが、味付けが薄い。20-30匹盛られたお椀一杯10DH(約110円)。

ほとんどお腹の足しにならなかったので、近くの屋台にまた入ることに。
でチキンタジンとモロッコサラダを食べる。

ロッコサラダは何かのスパイスで味付けされていてとても美味しい。10DH(約110円)。

カレー風味のタジンは、チキンが4分の1羽くらい入って野菜と蒸してあり、こちらもなかなか美味しい。30DH(約330円)

こちらのパンはサービスらしい。フォカッチャみたいな見た目だが、かなり硬くてパサパサしていたが、食べられない程ではなかった。

その後フナ広場を散策。

歩いていると、ヘナタトゥー売りの人がこっちに来て、
「ヘナ?」と声をかけられた。

いらなかったのでNoと答えたが、ヘナ売りのおばさんはおもむろに私の手を取り出して、ヘナの液を吹きかけた。

勝手にヘナをされてお金を要求されては困るので、強めに拒否をし、おばさんから逃げる。
さすがは旅人にとってうざいと言われるフナ広場。Noといったってお構いなし。そのメンタルがすごい。

広場で民族音楽の演奏をやっていたので、
面白いと思い写真を撮ると、すぐに男がやってきて
「写真を撮ったんだからチップを払え。20DHだ。」と言ってきた。

うざい。うざすぎる。

うんざりしたので、ユーロの5セント程をこれしかないと言って渡した。
「これじゃ少なすぎる」と男は怒ってきたが、無視してその場を後にした。

日付も変わり、噂通りのウザさにかなり疲れたので帰ることに。

が、しかし。ここで問題が発生。
フナ広場から宿までは15分程だったが、まだ歩き慣れていなかった為、帰り道に迷ってしまった私。行きはまだ一部の店が開いていたのでそれを目印にしていたけど、その店も閉まっていて、どこのことか分からなかった。

リヤドから渡された頼りない地図が本当に頼りにならなくて、グーグルマップで保存していた場所もGPSが狂っていたようで間違っていた。店じまいをしている人らに聞きながらある程度近くまで戻ったが、本当に迷路のようでたどり着けない。

困っていると若いモロッコ人3人が話しかけてきて、親切に道案内をしてくれた。

ロッコ人達もスマホや他の人に聞きながら30分以上は一緒に探してくれた。
話しかけてきたときは警戒したけど、モロッコ人はいい人たちだなー。ウェルカムトゥモロッコとか言ってくれるしなーなどと思いながらようやく見覚えのある道に出てリヤドに到着。時刻は午前1時を過ぎていた。

「ありがとうー!」と握手を交わし、それではとリヤドに入ろうとする、と

「待って」
「ここまで案内したんだから、そのさ、、チップくれない?」

‥やはりか。

善意だと思ったけど、彼らにとってはビジネスだった。
仕方がないので20DH差し出そうと思ったのだが、間違えて200DH札を財布から一瞬出してしまった。

「それくれよ!」

「ダメ!これはあげられない!」

「200DHよこせ!」

彼らは紙幣を引っ張り離してくれない。
これ以上言い争っても事態は好転しないので、諦めて200DH渡して去ってもらった。

彼らにとって1回の道案内で200DHが手に入るのはとても高額なのか、歓喜して笑いながら帰っていく姿に少しがっくりした。

スレた観光地ではよくあることだけど、善意を期待してしまっていたので、少し残念だった。が、初日にこういう経験をしてよかった。夜中に無事に帰ってこられただけでもお金を払う価値があるものだね。良い勉強代だと思おうと心に決めた。

部屋に戻ってシャワーを浴び即就寝。

続く。

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