世界一周プロローグその3:ストーンヘンジを訪ねて。出発1日前
出発の1日前。
この日はウィンボーンから1時間ほどの街、ソールズベリに向かう。
ソールズベリはストーンヘンジの近くにある街として有名だ。
ここには有名なカテドラルがある。
(ちなみに、日本では大聖堂のことをカテドラルとカタカナ発音しますが、
英語の発音では「キャシードラル」に近い発音をするので、それに気付くまでは通じなかったのをよく覚えています。)
ここのカテドラルの内装は、ハリーポッターの映画を思わせるような
イギリスらしい作りで、とても感動したのを覚えている。
ソールズベリを少し観光した後、ストーンヘンジまで車で向かう。
ストーンヘンジの入り口まで車で向かうことができ、
そこからバス、もしくは徒歩で向かう。
このストーンヘンジ、入場料がまぁまぁ高い。
大人1人16,5ポンド(約2330円)で、
Gift Aid というオプションがあり、それがつくと18.2ポンド(約2570円)になる。
Gift Aidは10%の寄付らしいのだが、ともみさんとジヤド君曰く、
イギリス国籍の人は払わなければならないらしい。
チケットを手に入れると、オーディオガイドの列に並べる。
日本語のオーディオガイドもあり、料金はチケット代に含まれるそうなのだが、
列が長かったのもあり、並ぶのはやめておいた。
代わりに、オーディオガイドの無料のアプリがあるそうなので、それをダウンロードしてみた。音声は英語しかなかったので、ところどころわからないが、ないよりはましだった。
そこからバスに乗ってストーンヘンジのある場所まで行く。
バスに乗らなくても歩いて15分程で行くことができる。
欧米人は歩くのが好きな人が多いので、たくさんの人がハイキングをかねて歩いていた。
ストーンヘンジの近くまで行くと、ロープで周りを張り巡らされているエリアの入り口で、チケットを切られる。
実はこのストーンヘンジ、歩いてこの場所まで来て、かつこのロープの中のエリアに入らなければ、チケットを買わずにくることができるらしい。
つまり、遠目からの鑑賞でよければ、入場料はただでストーンヘンジを見ることができるのだ。
だからこそ、バスを乗らずに歩いていた人が多かったのかもしれない。
ロープ内のエリアに入ると、より近い距離でその謎の岩たちを見ることができた。
だが、1番近づける距離で岩から15メートルほどのところで、近くに行って見上げたり、触れたりすることはできない。
ぐるりと周りを一周して、鑑賞する。
英語のオーディオガイドから拾えたことは、
これは紀元前2000年ほど前に建てられたものであるということ、
この岩はこの辺の地質とは異なるもので、イングランドの西側にあるウェールズから運ばれてきたもの、かなりの長距離を運ばれてきているのだが、その時代の人たちが、どうやって運んできたかが、未だ謎に包まれているということ。等
ゆっくりと周りを一周しながら、オーディオがアイドを聞き、考える。
ストーンヘンジはすっかり満喫できた。
その後帰りにパブで夜ご飯を食べ、
家に帰って荷造り。
い良いよ明日は出発だ。出発は午後だから、朝は少しゆっくりできる。
夜中を回っても。荷造りはまだ終わっていなかった。